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10_31_月 目黒で練習の後、千駄ヶ谷で待ち合わせして、デザイナー山田拓矢さんとハマジムへ。幾つか作って貰ったDVDのラフジャケットをあれこれみんなで意見いいながら、迷う。 そして、PVの上映会。 松尾章人監督、松江哲明監督、堀内ヒロシ監督、カンパニー松尾監督の作品を鑑賞。自分の曲が使われているのに、それぞれの映像で見ると「自分」って感じがしなくて、別の情景、世界が見えて面白い。 じんわりと感動する。 DVDはライブ、PVと合わせて二時間強の物になる。これは凄い作品かもなあと思う。 そして、再びジャケットを検討。 絞っていって、すぐ決まる。 近くの美味しい中華料理屋で食事会。たくさんの人と一緒に食事する機会が久しぶりなので、少し緊張した。 一旦ハマジムに戻って、解散。 ハマジムのみんなはまだ仕事するそうだ。パパッと動いている松尾さん達を見てると、かっこいい。 レーベルの人間と千駄ヶ谷のカフェでミーティングしてたら、バイトしてた時のリーダーがいて、可愛い彼女とデート中で、にこやかな顔をしていた。同い年で音楽好きな彼と、また色々話したいと思った。 目黒から自転車で帰宅。 昨日お茶をしたミッキーこと昼海幹音くんの『文明交響型ウィルス』というアルバムをじっくり聞いた。独特な言葉と音のセンスで、面白い。 ミッキーとは2002年に上田ケンジさんと「荒野の三人」というライブツアーを車で一緒に行った。連チャンで厳しいツアーだったが、ミッキーは元気だった。しばらくして、彼は東京事変にギタリストとして入り、最近脱退。そして、ソロでメジャーデビュー。 アルバムでは2002年のツアーの時から歌っていた「how long」という曲が好きだ。観客は3人だった岡山のライブがなつかしい。あの時は弾き語りで、今のアルバムではバンド編成だが、彼のあたたかくやわらかいイメージは変わらない。 また豊田さんと旅をしたい、と言ってくれたミッキーと僕もいつか旅をしたい。 10_30_日 真夜中にコーラが飲みたくなり、ナタデココが食べたくなった。 少し喉が嗄れているからだろうか。 冷たい物が喉を通ると、すっきりする。 そして小さなギターを小さな音で鳴らすと、新しい歌が出来そうな気分になる。 歌というのは、言葉と曲を組み合わせた不思議なものだなといつも思う。 自分がなぜ歌を作るのか、歌をうたうのか、自分でもよくわかっていない。 人から頼まれてやっている事ではないし、例え誰も聞いてくれる人がいなくなっても、今と変わらず歌を作るような気がする。 つぶやきが歌詞になり、鼻歌がメロディーになる瞬間がふっと訪れる。 人と会ったり、色々なものを見たり聞いたりする時間も好きだが、真夜中にコーラを飲みながら歌を作る時間が、一番好きなのかもしれない。 真夜中にコーラを飲む、というのは、10年前に出したデビュー盤『1500』のラスト「kiss in the taxi」、そして今年12月に出る『東京の恋人』のラスト「東京の恋人」にも出て来る事にこの間気づいた。 変わってないなあ、オレ。 10_26_水 東京は雨。 一週間後のソロライブの練習に入る。あんまり調子よくなかったのに、立って歌を歌っているうちに段々元気になる。 11月2日のソロライブでは、12月2日にアルバムと同時にリリース されるDVD『映像集2』の予告編の上映が決まった。勿論、 カンパニー松尾監督編集の物。DVDの制作は佳境に入り、もうすぐアルバムのパッケージデザインと共 に入校する。 ライブだ、アルバムだ、DVDだと、宣伝ばかりで申し訳ない。 まあデビュー10周年なので、リリースラッシュとなったが、来年以降の活動はまったくの白紙なのでどうなるかわからない。 今やれることは一生懸命やっておこう。 今年は暖冬だとニュースでやっていたが、インフルエンザの予防接種は行こうと思う。 10_24_月 夏のライブツアーで山口県の防府で歌って、その翌朝鈍行列車に乗って小倉へ行った。2時間くらいだったが、とてもいい時間だった。 東京に住んでいて毎日電車に乗るが、それはまるで息継ぎをするような慌ただしさで、人も多く、窓からの風景も楽しめない。 防府からの列車の中で、向かいに小学生の女の子が座った。背の高いすらりとして、髪をアップに結わいて、半パンで、可愛い、というよりは美人な子だった。鞄も何も持たず、列車に乗り、二つか三つ先の駅で降りた。 夏休みで、おじいちゃんやおばあちゃんの家に行くのだろうか。お友達の家に行くのだろうか。 何もないって言ってしまえば何もない町の駅で降りる女の子の後ろを尾けたくなったが、列車のドアーはすぐに閉まって、女の子もすぐ見えなくなった。 その時CDウォークマンで聞いていたのは、リトル・クリーチャーズの『NIGHT PEOPLE』。今久しぶりに聞き返して、その時の風景を思い出した。 10_22_土 それにしても最近雨がよく降る。雨が降ると喘息患者は発作が出やすいと言われるが、最近確かにずっと調子が悪い。 ずっとサイトの日記を書かなかった。理由は夏からパソコンが壊れたのと、後、単に気が乗らなくなったから。あちこちでmixiをやっている人がいて、あなたも入ればと言われるが、毎夜日記を綴る暇なんかないやってこたえる。実際そんな暇ない。夜はラジオを聞きながら、読書するのが習慣だ。女の肌には触れなくても、毎晩ギターには触れる。 近所の銭湯はつい最近営業時間が午前1時から12時までとなって、あまり行けなくなった。 アルバム『東京の恋人』のジャケット表1が昨日上がった。ミックスが終わったのが8月末、マスタリングが終わったのが9月8日。商品と同じ音のプロモ盤が上がったのが9月末。ようやく一段落したという思いで、昨日は帰って安心して寝込んだ。 DVD『豊田道倫 映像集2』は今ライブ編の編集は最終段階。カンパニー松尾さん撮影による00年から05年までのライブ映像で、100分収録予定。デモテイク3まで出来て、後は細かい部分の追加と歌詞を字幕で挿入する作業に入る。DVDには後、カンパニー松尾監督、松江哲明監督、ハマジムの堀内ヒロシ監督、松尾章人監督によるPVが収録。トータルタイム130分のDVD、アルバムと同じ12月2日発売で値段は3000円(税込み)。 今年は上京して10年目で、CDデビューしても10年目となる。 10年は長かった。 14枚のアルバムを作り、人からは精力的ですねと言われたりするが、僕は精力はあまりない。音楽は好きだが、やるよりも聞く方が好きかもしれない。 ではなぜギターを持ち、曲を作るかと言われたら、膿みを出す為だとこたえる。何らかの形で傷が出来てしまい、それがすぐ化膿してしまう。放っとくと身体に悪いから、出すしかない。 膿みは不味い物だし、そもそも毒だ。その毒を捨てないで、時に手ですくい、あたため、見つめ、舐めてみたりする。ずっとそんな事をやってきた。 アルコールや薬物などはるかに及ばない強くて甘い毒を吸い続けて、時に自分はよく捕まらないなと思ったりする。犯罪行為ではない反社会的行為こそ、ロックンロールだと強靭な先人達から教わった。 これから自分がどう生きてゆくのか、未だ迷っていたりすのだが、ずっとどこかで何らかの形でロックしていたい思う。 |